メタディスクリプション(meta description)

メタディスクリプション(meta description)は、そのページの概要を伝える役割をもつ。

「メタ」は、表面上見えない部分を指す。読者が目にする機会はないが、ブラウザや検索エンジンは認識する。

WordPress では、テーマやプラグインによってメタディスクリプションの記入位置が異なる。

記入は必須ではなく、検索順位に直接的な影響はない。ただし、検索結果スニペットに表示される場合があるので、適切に設定すれば検索結果でのクリック率が向上する可能性はある。

meta description スニペット採用例
meta description がスニペットに表示されている例

検索結果スニペットの表示文字数は定期的に変更されているが、パソコン・スマホともに 80 文字程度になっていることが多い。そこまで厳密に考える必要はなく、100 文字以内を目安に設定しておけばよいだろう。

検索結果に表示されるかどうかは、検索エンジンが機械的に判断している。メタディスクリプションを強制的に表示させる手段は今のところない。

メタディスクリプションに似た「メタキーワード(meta keywords)」もあり、過去に検索エンジンがページを理解するヒントにしていた。しかし、あまりにスパムが多くなったせいか、現在メタキーワードは完全に無視されている。設定したところで何の意味もない。